どーも、yasuです。
在宅勤務が始まってもう1ヶ月以上が経ちました。
withコロナの状況で、face to faceの面談をベースとしたビジネスモデルが根本から見直さなければならない状況に直面して、実際に取り組んでいる事を今回共有します。
目次
1.現状
私は製薬会社に勤めていて、いわゆる営業職です。
2月下旬に会社の指示で急遽在宅勤務となりました。
クライアントである医師にもメールで連絡はしたものの、医療現場は患者対応で手一杯であると推察し、能動的なコンタクトを控えていました。
しかしながら、当初の想定よりも長期化していく中、このままでは患者さんのための有益な情報活動ができない事は自明でした。
実際に医師にコンタクトを取り、状況を確認しなければ、何も進展しないと考えました。
2.試行①メール
週1−2回の頻度でメールで医師へコロナ関連ニュースなど、時流にあわせた情報を送信しました。
あくまで1wayな情報提供なので、特に先方から反応があるわけでもなく、不満足な情報活動でした。
後々に医師から直接確認できたのですが、他社も考える事は同じで、各社からのメールが本当に増えて、正直中身をあまり確認できていない、とのことでした。
3.試行②web面談
直接病院で面談するのはリスクがあるので、web面談を原則推奨すると会社指示でありました。
こちらをメールにて打診していましたが、なかなか返事をいただけない状況でした。
理由は上記にあるように、そもそもメールが多すぎて確認されていない、ということが最大の原因でした。
さらに、医師に直接確認して聴けたのは、web面談を設定しても、約束の時間に都合を合わせるのが難しい状況もあるので、気が進まないという理由でした。
4.試行③電話面談
上記のメールによるコンタクトが音沙汰がなかったので、意を決して、忙しい時間を避けた時間に直接電話をかけてみました。
結果的には、この手段がダイレクトに医師とコンタクトを取る事ができました。
上記したようにメールが急激に増えてしまい、従来型の連絡手段が今回に関しては一番手っ取り早かったのです。
そして、コロナに対する医療現場の状況を確認できましたし、お互いに大変な状況である事を気遣い合えたことは大変有益でした。
現在、患者さんの診療(コロナではなく本来の治療対象となる疾患)において、不安を感じている事や必要な情報について確認することができました。
5.思い込みをやめてゼロベースで
今回のケースでは、コロナ感染問題で医療現場は大変であろうということから、メールによるコンタクトが適切であるという【思い込み】が、却って非効率な手段であった。
他社も同じことを考えるのでは、ということを想像し、さらに一歩先の仮説を立てていくことが、働き方改革につながっていくのではないか。
もちろん、別のケースではまた違う手段が有効になる可能性もあるので、試行を高速回転させていかなければなりません。
そんなことを考えながら動いていくと、大変な時期ですけど、自分をもっと成長させることができる、と感じた次第です。
もちろん、医療に関わる者としては、患者さんのために貢献する事をjob purposeとして、最良の医療partnerを目指しています。
それでは。